WiZBOOK2はUSBポートが2つしかない。使うものを使う時だけ接続すれば問題ないのだが、私は雑な性格なのでいつかポートを破壊しかねない。
というか、WiZ2のUSBポートは異様に硬いというか差し込み難い。
本体ポートの破壊は避けたいで、USBハブを使用することにする。
USBハブの特性を知ろう
USBハブには2つの方式がある。
- バスパワー式
- セルフパワー式
①バスパワー式
パソコン側のUSBポートから電源供給を受けることで、接続機器が動作する場合をパスパワーと言います。
ACアダプタが不要なので、コンセントを探す必要もなく持ち運びに便利です。マウス、キーボードなどの消費電力が少ない機器を接続するのに適しています。引用:サンワサプライ株式会社
WiZ2でUSBポート不足で困る状況といえば、USBブートでchromiumOSを起動しながらマウスを接続し、さらにUSBメモリを使いたい時だろうか。
その程度の状況ならば、出先でもバスパワー式で対応できるだろう。
②セルフパワー式
周辺機器あるいはUSBハブ自体が、専用のACアダプタを通して電源供給を受ける場合をセルフパワーと言います。
コンセントからの電源供給になるため、安定した電源供給が可能です。外付けハードディスクやCD/DVDドライブなどの消費電力が大きい機器を接続することができます。引用:サンワサプライ株式会社
イメージとしては、据え置きのUSBハブといったところだろうか。専用のACアダプタが必要なので、持ち運びは想定していない。
最近ではバス、セルフ両対応のタイプが販売されているので、迷ったらこのタイプを購入するのも良い。
転送速度の規格に注意しよう
最近のものはUSB2.0以降をよく見るが、まれに1.0の規格の製品もある。
1.0と2.0の体感での違いは、手元に比較できるものがないので何とも言えないが、手元に3.0対応の製品がある場合は、3.0対応のハブがよい。
職場にあるPCで、機械音痴が3.0のUSBメモリを2.0に接続して大量のデータ転送を行っていたのだが。3.0に繋ぎ直して同様の作業をしたところ、明らかに速度の違いを感じた。
結論:バス、セルフ両対応のUSB3.0がよい
以上のことからバス、セルフ両対応の3.0がよいだろう。
自宅ではACアダプタから給電し、いざという時に持ち出すことも可能だ。
ちなみに私は、セルフ式の2.0を使用している。
なぜなら、外出先でパソコンを使用することなど今のところない。
というか、休みの日は家からほとんど出ない。