安くて軽量なWiZBOOK2。それ故なのかはわからないが、色々と手がかかる。
その中で感じたこと。
- メインストレージに空きがない
- 無線LANが繋がりにくい
- OSの更新をしたら音が出なくなった
拡張スロットにOSをインストールせよ
メインストレージが32GBしかないのに、Windows10Proが搭載されているこのPC。
クリーンインストールで空きストレージがギリギリ8GB確保出来ず、どう頑張ってもUSBブートディスクが作成できない。
別に作れなくてもいいといえばいいのだが、MacBookを破壊したトラウマからやはり必要だと思う。
この点は最大の売り(?)である拡張スロットが解決してくれる。
拡張スロットにはSATA 3.0×1/2.5インチ、7mm対応HDD/SSDが搭載可能で、2TBまで認識してくれる。
ここにOSをインストールすれば、おつりが出るほどの空きストレージを確保できるわけだが、メインストレージがパンパンのため再インストールのためのディスクが作成できない。
そんな時にオススメなのがEaseUS Todo Backup Free。
これは、ドライブ内のシステムをそのまま他のドライブへコピーしてくれるという便利なもの。
これを使い、OSをまるごと拡張スロットへコピーしてやり、BIOS等で起動ディスクの変更をしてやればいい。
これで快適な容量を確保できる。
繋がりにくい無線LANを解消せよ
Windowsをアップデートしたころから、無線LANに繋がりにくくなった。
アプデ後恒例の不具合かと思い、色々調べ設定をいじってみたが改善されず。
深夜の作業だったこともあり適当にあきらめて、次の日にルーターのある1階で作業。
昨晩とは打って変わって、ネットにサクサク繋がる。
まさかと思い、2階へ移動すると昨晩と同じくネットが切れる。
スマホはおろか初代MacBookでも繋がったというのに。
しかも、LANポートなどついていない。
我が家の場合、ルーターはプロバイダからの貸与品だし、こんな安物PCのために電波の強い高価なルーターに替える気はさらさらない。
そこで無線LAN中継器 ELECOMのWTC-1167HWHを購入。
WPSボタン搭載で簡単に設定可能です。
これを2階の良さそうな(使っても嫁に怒られなさそうな)場所のコンセントへ繋ぎ解消。
USB接続のLANポートを使用するのもありかもしれないが、USBポートは2つしかないのでご注意を。
アプデ後の無音状態はドライバを見直せ
ネットも繋がり、ようやくアップデートが終了。
再起動すると違和感が。
スピーカーから音が出ない。
確認してみると、スピーカーを認識していない。が、イヤホンジャックは認識しており、音も出る。
ドライバの不具合と思い更新しようとするも、そもそも認識していないのでインストールのしようがない。
色々調べた末、id:kaias1jpさんのブログを見つけ、やはりドライバに問題があると確信する。
今回はスピーカーのみ(というか、それ以外がよくわからんかった)のでRealtekのサイトでHD audio driverをインストールして解決。
今は何の不満もなく使用している。
ちなみに…
ここまでの作業だけで、ほぼ2週間ほどかかった。
まあ、他にもいろいろやっていたせいでもあるのだが、とにかく手がかかる。
手がかかる子ほどかわいいと言うし、購入を検討の方はセカンドPCとして割り切るか、それなりの愛情をもって接してほしい。