前回おすすめのダーツについて紹介した。
今回は「とりあえずダーツが欲しい」や「初心者なのでお手頃価格のものが欲しい」という人向けのものを紹介しようと思う。
とにかく安くて使いやすいのが欲しい人向け
初心者におすすめのダーツで、使いやすくて安いものとなると、ブラスダーツが良いだろう。
ブラスダーツとは真鍮製のダーツのことで、とにかく太いものが多い。
太いものが良い理由は、とにかく握りやすいからだ。
また、重心が前よりに配置されているものが多く、放物線を描いて飛んでいく傾向が強い。
どの程度の力加減で、どのように飛んでいくかを知ることは、上達に繋がる。
この「握りやすい」という部分を追求していくと、形状はストレート(まっすぐな形状)よりトルピード(ふくらみがある形状)が良いだろう。
トルピードでおすすめなものをいくつか紹介する。
ダイナスティ ポーターブラック
DYNASTY ダイナスティー BRASS DARTS SET PORTER BLACK
いつも同じところを握ることは、とにかく重要。ダーツの飛び方が安定し上達に直結する。
ポーターブラックは、くぼみを作ることで握る位置を特定しやすくしてくれる。
また、くぼみがあることで前に押し出しやすくしているので投げやすい。
しかし、デメリットとしては、全体の重量が軽い点。
力加減を間違えると、抜ける感覚を感じると思うので、コントロールに多少難があるかもしれない。
ハローズ サルキング
Harrows(ハローズ) SARU KING(サルキング) BRASS 2BA 鈴木猛大選手モデル
プロプレイヤー鈴木猛大選手が以前使用していたモデルのブラスダーツ版。
セッテイング重量(先から羽根までの重量)が18gとなかなかの重量。
初心者にありがちな力みを解消するうえで重めのものをおすすめした。
重いのに力み解消とは矛盾しているようだが、ダーツの重量を感じる時というのは、適度に力みが抜けている証拠なのだ。
常にダーツの重さを感じて、軽く投げるようにするためにおすすめのセットだ。
ちなみに、元になったモデルはこちら。
ハローズ サルキング 鈴木猛大選手モデル
ハローズ リオ
Harrows RIO シルバー
同じく、フルセットで18gのモデル。
シャークカットと呼ばれるノコギリの刃のような形状のカットを採用しているのが特徴。
とにかく指に引っかかる。その分指から抜ける暴投は少なくなる。
他2つに比べて、指にひっかかる感覚が強いので、最初は違和感を感じるかもしれないが、指先の感覚をつかむにはちょうど良い。
まとめ
本当は、ブラスダーツ以外にもタングステン製も紹介したいところだが、今回はブラスに絞って紹介した。
今回紹介した初心者おすすめ3選は、投げやすさと上達のための技術を身に着けるという部分に絞って選んだ。
迷ったらぜひ参考にしてほしい。