ダーツというものに触れてみて、「面白い」とか「趣味として始めたい」とか「これでトップを目指したい」とか思い、最初のマイダーツを購入しようと思っている方向けに、過去に使用してよかったものを厳選した。
通販やショップなどで手に入りやすいものを選んだので参考にしてみてほしい。
第3位 TRiNiDAD GERALD(ジェラルド)
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フロント部分のカットが特徴的でそこに目が行きがちだが、このバレルの重要なのはそこではない。
グリップ部分の2段階のくびれである。
シャフトをミディアムにした時、重心が真ん中のくびれ付近に来るように設計されている。結果的に、グリップの選択肢がここしかなくなるのである。
だが、重心より前方や後方を握りたいプレイヤーもいるだろう。
それでも大丈夫。フロントのトルネードカットは意外にも指にかかってくれるし、リアのくびれも前後どちらかのカットに指がかかってくれる。
なにより優秀なのは、特徴的な形状ゆえに何も考えずに握れるところにある。ダーツを手に運ぶ際に、目線を手元に落として、グリップを確認しがちのプレイヤーにはおすすめだ。
ただ、16.5gとそこそこの重量。初心者には、ダーツを投げるのに重量を活かす投げ方を覚えてもらい、長時間のプレイでも疲れないフォームを作ってもらう点、セッティングによって飛び方がかなり変わるという点を知ってもらうためおすすめしたい。
第2位 S4-DARTS Loki(ロキ)
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どうみてもネタだろう。そう思われてもしかたがないフォルムであるが、ダーツバレルの究極の形だということを、声を大にして言いたい。むしろプレーンな形だと言いたい。
このバレルの面白いところは、太い部分をリアにセッティングすると跳ね上がるように飛ぶのである。フォームによっては落下することなく刺さるので、力加減やコントロールの勉強になる。
なにより独特な形状ゆえに、様々なセッテイングを試すことができるので、シャフトやフライトの形状の大切さを知るうえでおすすめだ。
第1位 ULTIMA DARTS PAPILLON(パピヨン)
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とにかく投げやすい。重心はUDロゴの少し後方付近になるため、グリップはカットの部分になる。
ジェラルドのようにグリップが一発で決まるうえ、シャークカットが最後まで指に吸い付いてくれるので指先でコントロールする楽しさを教えてくれる。
初心者には、シャークカットの鋭さがダーツの指離れを阻害するかもしれないが、指に引っ掛けて飛ばすという技術の大切さを学べる、最高のバレルだ。
また、長く使用しているとシャークカットが削れてなくなってくる。恐らくそのころには投げるために必要な技術がすべて身についていると思う。
次に違うバレルを購入する時、この経験が活かせることは間違いないだろう。
まとめ
初心者が買う最初の一本は、今後のフォームづくりに重要な役割を果たす。バレルは多種多様で最新のものがどんどん開発されている。
この記事を参考にしていただければ幸いだ。
実際のところ、最後はインスピレーションでもいいし、ショップで試投や気になるバレルを使用しているプレイヤーに頼んで投げさせてもらうなどしてもいい。
あなたがよいバレルと出会えますように。