ダーツ初心者が上達しない5つの間違い

ダーツ初心者が上達しない5つの間違い

時間さえあれば何時間でも投げ込む。ひたすらカウントアップやクリケットをやる。気が付けばゼロワンのアレンジをひたすら考える。

ダーツにハマった方なら大体理解できるだろう。

しかし、いくら投げ込んでも上手くならない。勝てない。

初心者はこの現実に直面して辞めていく。

また、プレイヤーとして長くやっている方はここで壊れていき、二度と戻っては来れない。

今回は初心者が上達するうえで注意するべきことを説明する。

狙いすぎ

そもそも、ダーツってどんなスポーツか?

見ての通り、丸い的に軽くて細長い羽根のついたものを当てるスポーツだ。

その本質を理解しないうちに、狙ったところに当てようとする。

当然、力んで暴投するわけだ。

よく「軌道をイメージして投げる」とか「ブルまでチューブが伸びてるイメージでそこを通す」とか教えてる人や本を見るが、全部忘れろ。

とりあえず何も考えず投げてボードに刺さるか見るべき。

まずはそこから。

ボードを狙わず投げて一か所に集まるなら、それがあなたの癖のようなものだ。

あとはそこから、修正を加えていけばよい。

フォームにこだわりすぎ

プロの動画を見て、同じフォームで投げる。すぐにやめるべき。

わざわざ窮屈なフォームで投げる練習をするくらいなら、何時間投げても疲れない他人に理解されないフォームのほうがよい。

特にリリースは、あれだけ軽い物質を投げるのだから合わない投げ方を続ければ、肘の故障につながる。

セッティングを変えすぎ

下手なのは道具のせいではない。

よほど奇抜なセッティングをしているなら変更すべきだが、バレルのスタンダードセットで1年は投げるべきだ。

初心者はどれを投げても変わらない。

バレルのカットだとか重心だとか、そういう余計なことを考えるくらいなら、S4ダーツのLOKIにインターミディエートシャフトとシェイプフライトで投げるべきだ。

あのバレルは余計なことを考えなくてよい。

私はこのバレルで、コントロールを覚えた。

実は対人戦ではないということ

対戦相手がいて、はじめてゲームとして成立すると思うだろうが、実はそうではない。

お互い3本投げる権利があるので、勝敗は自分次第だということ。

先攻有利なのは確かだが、それを除けば対戦相手のことは考える必要はない。

勝ちにこだわって余計なことを考えるのはまだ早いだろう。

スタッツを気にしすぎ

フライトの上がり下がりで一喜一憂しない。

それは過去のデータの平均にすぎない。

そんなにスタッツが気になるのならば、調子のいい時にカードを作って、使わずに保管したらよい。


ダーツを始めたばかりなら、とにかくダーツに関する情報は一旦遮断して、勝ち負けにこだわらず投げればよい。

楽しいと思えることが大切なのだ。

S4ダーツ「LOKI」

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